1Password

Homebrew Casksの1Passwordが改名していた件

Homebrew Casksの1Passwordが改名していた

ある日、ふとbrew cask listした際に、不穏な結果が出ました。

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2
$ brew cask list
onepassword(!)

こんなんが含まれていたのです。

で、brew cask info onepasswordしてみると、全ての情報が空になっています。

さらに、brew cask search passwordとかしてみると…

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==> Partial matches
1password
1password-beta
1password3
password-gorilla
password-practice

名前変わっとるやん! つーか最初から1passwordにしとけや!

「onepassword」がアンインストールできない

まあ、それなら削除すればいいやと思って、brew cask uninstall
したのですが、これが一晩ほっといてもサッパリ終わりません。かといって、別にエラーが出るでもない。

もうめんどくさくなったので、brew cask info onepasswordでディレクトリ確認して、普通に削除しました。あと/Applicationsディレクトリのシンボリックリンクも。

それからbrew cask install 1passwordしたら普通に使えているので、たぶん大丈夫だと思います。

iOS8での1Passwordが微妙に期待外れな点

1Passwordに夢を見た


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AgileBits Inc.

周知の通り、iOS8へのアップデートによってアプリ間連携でできることが大幅に広がりました。

1Passwordのような、連携してナンボのアプリにとっては福音といえる出来事です。実際、Touch IDの利用、他アプリからの呼び出しなど、1Passwordが得たものは極めて大きかったのですが、実際に使ってみると以外な問題点が浮上してきました。

新規ログイン作成がイマイチ

Safariから1Password拡張を開く?

Safariと1Passwordの連携は、いわゆる「Open in…」機能によって行われます。これにより、Safariで開いているURLに対応する、既存のログイン情報を呼び出し、自動入力します。逆に言うと、できることはこれだけです。

どういうことか?なんらかのサイトへの新規ログイン(アカウント作成)時に、対象URLを1Passwordブラウザで開いたとしましょう。するとなんと、何も起こりません。

1Passwordブラウザでアカウント作成?

うんわかった、じゃあURLコピペなりなんなりして1Passwordブラウザでアカウント作成ページを開いたとしましょう。

この際、1Passwordブラウザではパスワードの自動生成とログイン情報の保存ができません。それらは全て、メインメニューから行う必要があります。

作成したアイテムをログインに利用するためにはURLを

Safariでパスワード生成して1Passwordに保存?

オーケー、そもそもSafari自体がパスワード生成機能を持っているわけで、1Passwordは保存さえしてくれればいいよWindowsで使うから。

……と思っても、Safariでアカウント作成した際の情報を1Passwordに渡す方法はありません。原始的なコピペだけです。

iOS8での1Passwordは「出口」

「出口」としての1Passwordは、Touch IDのおかげもあって劇的に進歩しました。

しかし、「入口」としての1Passwordは、特になんの変化もありません。現状で、iPhoneでアカウント作成する場合の最適解は、

  1. Safariでアカウント作成
  2. Mac Safariで再度ログイン
  3. 1Password拡張で保存

だと思われます。うーんこの。

iOS8で革命を起こす3つのアプリの現状について

iOS8で革命を起こす3つのアプリとは?

iOS8がついにリリースされましたね。今回も様々な変更点がありますが、中でも注目に値するのは、サードパーティ製アプリへの大幅な権限解放です。

これにより、iOSとAppleに占有されていた領域で、サードパーティ製アプリが影響力を発揮する余地が生まれました。かつてのがんじがらめ状態を思うと隔世の感があります。

なお、Appleにおけるシンプルと解放という対照的な価値観については、故ジョブズとウォズニアックというダブルスティーヴの対立点としてつとに知られるところです。

この二人のApple創業に至る青春時代を描いたコミック、『スティーブ』が連載中ですが、ウォズかわいい、もとい、二人の指向の違いがなかなか面白いです。

まあウォズ萌えはともかくとして、iOS8での権限解放によって注目されるアプリは以下の3つでしょう。それぞれの現状を、まとめて紹介したいと思います。

なお、私のiPhoneは顔面崩壊中のiPhone5であり、TouchIDもないしアップデートはこの記事を書き終わってからやります。

1Password


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AgileBits Inc.

1PasswordはMac/Windows統合のパスワード管理アプリです。パスワードの保存、自動生成、マスターパスワードによる自動入力等の機能を備え、パスワードのみならずクレジットカード情報等の管理も可能です。

これも、従来はデスクトップPC版と異なり、あらゆるフィールドに自動入力することはできなかったのですが、今回のアップデートに伴い、Safariと対応するサードパーティ製アプリで自動入力が可能になります。

さらに、TouchID搭載デバイスにおいては、マスターパスワードの入力をTouchIDで代替できるため、親指一本で全てのパスワードおよび個人情報を入力可能です。

無料化されてて一瞬ファビョりましたが、フリーミアムだった模様。既存ユーザはProアカウントを利用可能なのがうれしいところ。

TextExpander


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SmileOnMyMac, LLC

Macと統合されたスニペット挿入アプリです。アップデートに伴い「TextExpander Touch」から改名しました。

従来のTextExpanderは利用できる場面が極めて限定されており、特別にTextExpanderをサポートしたアプリでしか利用できませんでした。それがiOS8以降、Macと同様に、全てのアプリで利用可能になります。

ただし、利用条件については注意が必要です。

まず、基本的にMacと同様の挙動、すなわち標準のFEPから文字入力を受け取って自動処理を行うのは、旧バージョンのTextExpander Touch 2の方です。TextExpander3はキーボード(言い換えればIMEそのもの)であり、要するに日本語キーボードでは利用できません

しかも、旧バージョンとは別アプリ扱いなので再購入が必要な上に、Mac版と同期できるのは一方のみであるため、単純に上位互換とは言い切れません。

TextExpander Touch 2には、ペーストアクションを活かしたペーストショートカットとしての利用法もあるため、TextExpanderサポートアプリを主に利用している場合は乗り換えも考えものでしょう。

Simeji???


ver. 1.0 - 無料( ユーティリティ )
Baidu Japan Inc.

Androidでは、以前からIMEを追加し、利用することができましたが、iOSではデフォルトのクソみたいな変換機能しか利用できませんでした。

この手のソフトウェアで代表的なものを挙げるなら、Google日本語入力、ATOK、そしてSimejiでしょう。このうち、SimejiはすでにApp Storeで提供されています。

Androidユーザには自明のことでしょうが、AndroidにおけるIMEはソフトウェアキーボードとして提供されており、これはiOS8でも同様です。つまり、TextExpanderと同様、任意のキーボードと日本語変換システムを組み合わせることはできません。

言い換えれば、ソフトウェアキーボード/日本語入力システム/ユーザ辞書が統合されているということになります。

個人的には、日本語入力システムそれ自体もそうですが、辞書ファイルのiPhoneへの同期がより簡単にできることを期待しています。Mavericksでことえりを経由してiPhoneに辞書ファイルを追加するのは、正直に言ってものすごく大変なので。